アリス・ウォータースが1972年にバークレーではじめた自然派レストラン「シェ・パニース」。 そのアリスのレシピでひと皿作ってみました。



初めて「シェ・パニース」へ行ったのは、もう20年近く前。
数本の樹に囲まれた木造っぽい店の前に立ったとき、この店の心意気(思い)が素直に伝わってきて、私は涙ぐみそうになってしまったのを覚えている。
レストランの前に立っただけで涙ぐみそうになるなんてあのときだけだ。
たしか2Fが予約のコースで、1Fが予約なしのアラカルトだった。
2Fで食したウズラがおいしかったことを覚えているが、なによりもおいしかったのは1Fで食した生カキとオリジナルのテーブル白ワイン。
私は大の生カキ好きで(生ガキを食べるためにパリへ行ったことがあるくらい。但し、ヒラヒラうすいブロン種で、ぷっくり太ったり、たっぷり太った岩カキ系は大嫌い)、今まで食べた生カキでいちばんおいしかったのが「シェ・パニース」の生カキ。
白ワインも同じく、深くてキレイな水の味に充ちていました。


当時は厨房の出入口にアリスが立っていて、客に出す前の皿の全ての味チェックしていたのを覚えている。
すごい女(ひと)だと思った。
やがて彼女は地産地消のための仕組みを考え、行動し、近くの小学校の校庭に農園を造った。
たぶん1972年、カリフォルニアのバークレーにアリス・ウォータースが「シェ・パニース」をはじめたことから新しいアメリカの食は生まれたのだと思う。
「食から革命は出来る」。
そうやさしく宣言するアリスは私と同じ年。
私もこう思います。「おいしいものを食べると体が元気になり、いとしいセックスをすると心がやさしくなる」。ちゃんと自分をだいじに生きること。そこからひとりひとりの革命がはじまる。


そんなアリスのことをNHKのEテレでやっていて(シリーズでやっています)、思わず作ってしまったのが今夜のメイン。


<今夜の献立>
・人参サラダ クコの実と松の実のトッピング
・鶏ハツとセルパチコのピリ辛ソテー
・アリスのレシピ 玄米とハーブたっぷりの目玉焼きとトマトグリル

(作り方)「玄米とハーブたっぷりの目玉焼きとトマトグリル」
◯玄米にワイルドライスを加えて炊く。(これは私のオリジナル)
◯トマトは厚切りにして、塩・コショー・ハーブでソテーする。
◯大きめのフライパンの半分に炊き上がった玄米を入れ、あとの半分で目玉焼きを作る。玉子の白身の部分にはたっぷり刻んだハーブ(イタリアンパセリ、タイム、オレガノ、セージなど好みで)をふりかけ、蓋をして半熟に。


大きめの皿に3種を盛り、まぜながら食すと、うまいぞー!!


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