日記・コラム・つぶやき

2015年6月19日 (金)

「やっと女子2人が入った脚本ゼミ11期生」

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9、10期と男子ばかり6人の脚本ゼミでしたが、ようやく女子ふたりが参入。
やっぱり男子も女子もいた方が賑わいがあっていいですね。
写真とニックネーム付きで紹介します。
しばし冷やかして楽しんでいただければ、ゼミ生ともども嬉しいです。
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◯浅野良輔(プル)
当校に入り、気合を入れて勉強するためにこの髪型にしてみた。
気合のほどはまだ未知数だが、触ってみると思いの外やわらかく匂いもなく、清潔そう。
緊張すると手がプルプル震えちゃう癖があるので「プル」。
入試のときもプルプルしていて、二日酔いを疑われた。
笑い出すと、笑い声がやたら長く、しかもいろんな音声に変化していく!
そんな七変化のように変容する脚本を書けたら、皆がプルプルしちゃうくらい面白いかもね。
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◯上田望園(おミソちゃん)
望園を「みその」と読むので「おミソちゃん」。
自分のことを、20代半ばあたりの女子が陥りやすい「半くず女」と分析。そのレポートはかなり面白かった。
大学ではグラフィックデザインを専攻。脚本を書くのは当校にきて初めて。
生真面目で、負けず嫌いで、可愛いコ。
裡なるマグマがあふれ出るときがくることを期待。
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◯木村暉(ルシアン)
すでに学生映画祭などで幾つもの賞をとっているが、そんなことに囚われないしなやかな若者。才能、あります。
暗く痛く歪んだ世界(人物)が好きなくせに、当人はきわめて明るい。
酔うと相手かまわずじゃれつくのが癖。
肌の色が白系ロシア人の如く白いので「ルシアン」。
ちょっと病弱っぽく見えたりもするが、下半身はやんちゃです、と自己申告あり。
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◯土田侑輝(旅助)

高校生のころより、アルバイトで貯めた自分の財布で世界中を旅してきたという。その数80カ国。で、「旅助」。

そのわりには世間知らずなのが面白い。

そんなズレが持ち味といいますか。

生まれ故郷の大阪弁で喋り、食べることが大好き。だからコテコテかというと、女好き的エロっぽさは希薄。

そのズレも持ち味か。

彼も脚本を書くのは、当校に入学してからが初めての体験。

人生の新しい旅の始まりとなるか。

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◯加藤法子(あんョ)
入試面接の日、雪がちらつく寒さなのに、薄い肌色のストッキングに太ヒールの靴。
「寒くないの?」と訊くと、「大丈夫です」とニッコリ。
山形・米沢生まれだからかなあ。
アンヨがタフだからかなあ。で、「あんョ」。
緊張すると、ヘンなことを口走る癖あり。
脚本の直しを教えているのに、ふっと「大根食いたいな」と呟いたり、「プリンに醤油をかけて混ぜるとウニになる。そんなウニ味の脚本が書いてみたい」とか。
近日中に私が行きつけのヘアサロンで髪をバッサリ切る予定。
ツーブロックにたのんだろか。
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◯峰尾賢人(ミネオ)
ニックネームなし。ミネオで十分。
数学が得意で、高校時代から短歌をやっていた。次ゼミで、ぜひ感情をこめて自作の歌を詠みたいそう。どーぞ。
ワイン検定一級(味はわからない)、ニュース検定二級。なんじゃ?ニュース検定って。
昭和の映画に出てきそうな二枚目なのに、ゲイでもないのにずーっと女っ気ナシらしい。
そこには深くて暗くて愉快極まりない秘密があるのだが、それはヒ・ミ・ツ。
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2014年6月26日 (木)

向田邦子さんの生き方のコツを学ぶ番組「知恵泉」に出演しました。

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なかなか知的刺激に充ちたオモシロイ番組になる、予感がします。
放送はEテレで7/5と7/22、23:00〜23:45。

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NHKのスタジオを居酒屋に見立てたセットにやってきたのは、タレントのはるな愛さんと蒲田で町工場の女社長をしてる諏訪貴子さん。
諏訪さんは日経BP社のウーマン・オブ・ザ・イヤー2013に選ばれたデキルひと。
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今や伝説化、神格化さえされつつある向田邦子さんの本当の人生の旅(生きざま)にあつかましくも果敢に迫ろうとした番組です。
2人とご一緒して感心したのは、ご両人とも自分の言葉で真剣に考え、そのままを言葉にして発言したこと。(もちろん私も同じくですが)
だからこそ「言葉」を愛してやまなかった向田さんに手向けて恥じない番組になったと思います。
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皆さんもぜひ観て、元気(勇気)を抱きかかえてください。
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2014年6月 1日 (日)

「今年もまた男子ばかりの脚本ゼミ10期生」

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6人衆のニックネーム付き写真カタログです。
しばし楽しんでいただけましたら、6人ともども嬉しいのですが。

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◯野頭(アニキ)
いちばん年長、といってもまだ三十路に入ったばかり。
当校へ来るまでプロの助監督をしていたので、どんなときにも他者に合わせてみせる術を持っていて、みんなにとって頼りになるアニキ的存在。
でも、 はじめて電話をかけたとき、あんまり声が小さいので「聞こえないよ、もっと大きな声で」と言ったら、「ここ、壁が薄いんですよ(ささやき声で)」。学校の近くに借りた部屋のことです。
アニキは助監督を辞めても、やっぱりまわりに気配りしてしまうようです。
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◯李龍源(リューゲン)
中国・南京からの留学生。
来日したのは2年前。 以来アルバイトに励み、バイト代はすべて◯◯に注ぎ込んだらしい。 当校へ入学したのを機に◯◯からは足を洗う覚悟だとか。
まあるいお饅頭のような頭の中の回転は素早く、キレ味もいい。 でもやっぱり◯◯が好きらしい。
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◯岡田(レーシスト)
入試面接のとき、黒沢清監督にのせられて「ボクはレーシストかもしれません」と呟いてしまったので。 まったくそんなことはないんですけど。
今も実家住まいで、母からもG.Fからも大事にされているらしい。 「キミ、めぐまれているんだね」と突っ込んだら「めぐまれてちゃいけませんかね」と、舌っ足らずな早口で切り返しながら強い眼光を宿してみせたりするややお調子もん。 かわいいヤツなんです。
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◯山城(ゴーヤ)
沖縄から来ました。
「ニックネーム、ゴーヤね」といったら「(不満そうに)えーッ、僕ゴーヤ嫌いです」「じゃ、海ぶどう?」「……」「島らっきょ?」「……」、仲間のひとりが「スパムでどうだ」「……ゴーヤでいいです」。
お笑い系が好きで、「笑い」を極めたいと意気込んでいる。 でも「笑い」のハードルは高いぞ。ガンバレ!
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◯加藤(テレくん)
当校の生徒はTVドラマよりややトンガッタ映画を好む者が多い。 そんな中で彼は、上質な科白のやりとりで観せるTVドラマが大好き。 そのギャップに悩んでいるらしいが、口当たりの良さとか視聴率とはほぼ無縁(相手にされていない?!)の先生たちや仲間から学ぶことは多いと思う。
なんであれ多様性は可能性なのだから、思いきり腕を広げてどんなことでも受けとめてごらん。 彼はこれから変わると思う。
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◯清水(フランソワ)
2才から少年前期までおフランス(パリ)で過ごして帰国。 大学卒業後、1年間リモージュの大学に留学。専攻は「J・バタイユと大島渚の研究」。
愛用のオードトワレは「TERRE D'HERMES(エルメスの土)」。 どこから見てもフランソワ臭いっぱいながら、少々オヤジ臭も混ざりはじめているかも。
「フェミニズムとは何か」と問うと、「マッチョな思想を持つことなんて恥ずかしいと思うことです」と、静かな声でいうのだよ、フランソワは。
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2014年4月25日 (金)

赤ちゃんヤモリ

ヤモリの赤ちゃんです。

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玄関脇の梅の木を見上げていたら、ポタリと落ちてきました。
かわいい!
やわらかくてニャンコの肉球みたい。
すぐにそっと梅の木の枝に帰してあげました。
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2014年4月20日 (日)

「脚本ゼミの新入生たちです」

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昨年につづいて今年もまたむさくるしき男子ばかり6人。
でも、みんなやる気も可愛げもあって、ちょっとだけたのしみな連中です。
「写真撮るぞ!」といったらすぐにヘン顔(地顔?)でポーズする奴もいて。
次は私がつけた各々のニックネームとともに皆を紹介しますので、彼等の成長をたのしみにしてやってください。
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2014年4月 6日 (日)

2014年4月。おだやかな春ではないけれど、花たちはそれぞれに咲いています。

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近くの遊歩道で摘んだ花たちと善福寺川の桜。
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そして、去年まで満開の桜が美しかった阿佐ヶ谷住宅の「夢のあと」。

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阿佐ヶ谷住宅 2013年撮影

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2014年3月30日 (日)

近くの遊歩道で咲いた、雪やなぎと山吹の初物です。

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花瓶に模様なようなものがありますが、貝殻のあとです。

窯で焼くとき、貝殻を高台代わりとして焼くのだそう。
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この作家の土もの器が大好きなんです。 古伊万里とかアンティークも素晴らしいが、私は同時代の空気を吸い、同じ大地に棲む作家が作る土もの器を使います。
私のプリミティブ料理に合うからです。
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今、気がついたら、夕べまで蕾だったベランダのブルーベリーの花が咲きはじめていました。
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植物ってつよくてしなやかでセクシーですよね。
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2013年8月18日 (日)

「男子ばかりの9期脚本ゼミ生たちのその後……」

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入学式の日の彼ら

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男子ばかりでうざったいだろうな、と思っていた9期生。
予想に反して清潔だしいい感じです。
やる気があるし、仲間意識もよい意味で競争心もあるし。
夏休みだというのに、リクエストでうちゼミをやりました。(私のゼミは自宅でやるので)。
まず、各々のニックネームが決まったので報告。
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重田・ミスド
開成高校→東工大建築という超エリートコースを辿りながら、「ミスタードーナッツ」でのアルバイト歴約8年。最後には「店長にならんか?」と肩を叩かれたのが自慢のタネ。
でもずっと脚本家志望だったらしい。
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細井・ベジ
長身で細くて野菜っぽい。だって埼玉県の八百屋の息子ですから。その家庭がまたユニークでして…。
理屈っぽいのが大好きな心優しい単純野郎です。
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木村・エース
高校時代から野球部のエース。大学野球で肩を痛め、バッターに。「誰のものでもないボク」をさがして芸大に入学してきました。
「誰のものでもあるボク」をめざすのも大切なのだが。
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久保寺・ダビデ
美大卒。石膏のダビデ像と目がそっくり。つまり空っぽか?!センスはあるようなのだが、なかなか持続して表出できないメンドクサイ奴です。
ホルモン料理が得意らしい。
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凌・ポッケちゃん
アレルギー体質をお母さんが治してくれて、ポケモンゲームが得意で。「ポッケ」がお似合いなのだけれど、存外ココロはたくましい、と思っていたがビミョー…。
「ポッケ」から巣立ったときのポッケに会いたいな。
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瀬川・ねぶた(アホンダラになるかも)津軽1号になりました
ずばり青森県産。このゼミ唯一のローカル臭と「女の匂い」、つまり女と係わっている匂いを発散させている。いいことじゃ。
暴れん坊をめざしながら、なりきれない心やさしきローカルボーイ。
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この6人が、夏休み中に原作物のシナリオに挑戦します。たとえばC・ブコウスキー「街でいちばんの美女」を3人で競作したり、村上春樹作品やホラーなど。
脚本で食べていくなんて、ほぼありえないことに挑戦しようという無謀な若者たちの成長を見守ってやってください。
挫折に慣れていない世代なので、少々心配ではありますが、タフでなければ無謀な夢なんて見られませんから。
2年間のゼミを通して、少しでも「誰のものでもない不良(Be a punk, be yourself. )」になれることを手伝えればいいな、と思っています。
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ゼミのあと、みんなで荻窪にあるうなぎの串焼き「川勢」にいきました。
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2013年5月18日 (土)

オートバイを手に入れました。

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で、初めて後部座席に乗って花を買いに。母の命日なので。
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なぜオートバイを買ったのか。私が昨年、股関節の手術をして、もともと走るのはもちろん、歩くのさえヘタクソだったのがますますダメになり、災害でも起きたときにゃヨタヨタウロウロするばかりなので、買いました。
もちろん私、運転なんかできません。
普通免許は持ってたんですけど、更新に行くのが面倒くさいし苦手で、だからいつも遅れてばかりで、いっそのこと捨てちまおうと思って六年前に捨てちゃったんです。
みんなに勿体ないといわれました。持っていれば身分証明書として便利だと。
でも反省していません。
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この東京というメガロポリスに、必要もなく走っている車が多すぎませんか?
半分言い訳で、半分本当の思いです。
で、なぜバイクかといえば、私のヒョロヒョロ細い足がいよいよ役立たずだから。
もちろんそれだって後ろめたい気持ちがあります。
どんな時だって、自分の足で歩けばいいじゃないか。心からそう思います。
でも、人口の股関節になった右足と、やっぱり傷みはじめた左足を抱えて二輪のクルマ(メカ)に頼ることをえらびました。
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自分の判断がよかったのか、まだわからないけれど。
これからも自分の足で歩いていけるところは(もちろん痛み止め薬を使ってですが)いくつもりです。
でも、オートバイで走るのって、思っていた以上に気持ちいいですね。
ヨロヨロ歩きの私としては。
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2013年4月25日 (木)

窓の外の欅がこんなに葉をつけてきました。

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ついこの間まで(3月ごろ)、ブラックの絵みたいに裸樹だった欅が急速に葉を繁らせはじめて。
初夏のころになると、枝先の葉が窓ガラスを叩くこともあります。
梅雨の雨上がりの夜なんて、濃密な葉緑素の匂いを放って、植物ってつくづくセクシーだと感じます。
そんな夜には必ず猫たちのワイルドで切ない声が聞こえてきて……。
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